風の舞の感想


  • ハンセン病の隔離政策そのものは自分のような21歳の人間にとっては全く過去に行ったことであり、その政策を実際に行っていた人の雰囲気や、それを受けた人が見せる感情のすべてを知ることはできない。いろいろな経緯の故にハンセン病問題に対する活動を行っているのだが、もっといろいろなことを知りたいと考えていて、特に”生の声”や”映像”はとても参考になる上に、”感じ取ることができる”。堅い本ではなかなかできないものである。このような貴重な機会をいただき、本当に感謝しております。(20代男性)
  • ハンセン病について知れて良かった。とてもいい詩で、全部読んでみたいと思った。会場が寒かった。(20代女性)
  • 新聞テレビでは聞いていましたが、実際映画トークショウを聞き、来てよかったと思いました。ありがとうございました。(60代女性)
  • とても良い考えさせられる映画でした。ありがとうございました。(40代女性)
  • どの映画上映会でも、どの講演・トーク会でも学べなかったことが、映画とお二人のトークを聞いて学べました。会の運営に青年が中心になられているようで、この点も感心します。ガンバッテ下さい。(70代男性)
  • 実に重いテーマです。有無を言わせないで、人間の尊厳を奪い、人生を踏みにじる「隔離政策」。考えるだに恐ろしく身震いするほど嫌悪してしまうものです。国のかじとりが誤ったことで、多くの尊い命と、人生を奪うことになるということに、私たちは、意識をもって注視していく必要があると強く思いました。それにしても塔さんの詩は、ヒクツになることもなく、力強く生を綴ってほんとうに素晴らしいと思います。ハンセン病と闘ってきた皆さんに敬意を表します。(60代女性)
  • ハンセン病の歴史は、とても大きな問題を投げかけています。自分自身のこととして考えると苦しくなる程です。正しい情報が伝わらなかったことによる誤解が尾を引いていることを感じます。強制隔離をさせられた患者さんを描いた映画に「小島の春」という古いものがあります。上映会を開いてくれると嬉しく思います。(60代女性)
  • 社会を考える(で生きる)上で大変大切なものを教えていただきました。支配者の政策をチェックしないと大変なことになります。平和、民主主義、生活・人権を守っていくことが必要と思います。政治の体制を変えないとだめですね。(60代男性)
  • トークセッションが良かった。(70代女性)
  • ハンセン病患者の方の気持ちをしることができたり塔和子さんの思いをしることができてよかった。(30代女性)
  • 本当に恥ずかしいことですが、この機会がなければハンセン病について詳しく知ることがなかったと思います。森元さんはハンセン病を背負いながら素敵な人で尊敬に値する人ですね。直面した生々しい話には涙なくして聞いていられませんでした。宮崎監督ほんとうにありがとう。このような映画を作成して下さって、色々なことを教えて下さって有難う。これからは(弱者も同じく尊厳ある人)1人の人としてみれる社会作りに応援していきたいと思います。スタッフの皆様ありがとー。(60代女性)
  • 知らないことばかりで、とても考えさせられる内容でした。事実をもっと知ってもらわなければいけないですね。(40代女性)
  • ドキュメンタリー映像は黙っていてもその映像自体に感動する事が多いが、この映画は塔さんの鮮烈な詩の深さが時間を経る毎に極まり、感動という言葉すら安っぽく恥ずかしく感じました。版権付きのDVDを買おうかどうしようかという気持ちでおります。何度も見たくなりました。知らない人たちに見てもらいたくなりました。(60代女性)
  • 人権の無いハンセン病患者に対しての考えに憤りを感じます。自分におきかえてみてもどう生きるか考えに及びません。自分がいかに幸せな環境にあるか、どう生きるか教えられ、与えられた人生をもう一度改めて考えてみたいと思います。(60代女性)
  • ハンセン病、活字では目にしていたが、実態は全く知らなかった。映画を観て実態を知った。トークセッションでもっと深まった。何もしていないのに囚人扱い。無念だったと思う。(60代女性)
  • 大変なお仕事だったと思います。すばらしかったです。ハンセン病のことはあまり関心することもなく無関心に思っておりました。身近な方が一生懸命になっておられていることを知り、何かの協力が出来ればと思う気持ちになりました。本当に素晴らしいお仕事をしていると思います。お体を大事に頑張って下さい。今日は本当にありがとうございました。伺って良かったです。(60代女性)
  • すごく良い映画でした。みて良かったです。もっと色んな人に見てもらいたいです。最後の「窓」という詩、とても感動しました。(20代女性)
  • 自分より弱い人に対して大半の人は同情的であるが、その弱い人たちが権利を主張しようとすると、たちまち排除する側に回ってしまう。このことはハンセン病患者のケースに限らず、たとえば昨今でいえば生活保護受給者の方たちなどについても同じことが当てはまると感じます。安易な批判をするのでなく、実態を詳しく知ろうとする努力が大切であると切に感じました。今回はドキュメント映画に加え、トークショーにて詳しいお話を聞くことができ、大変有意義でありました。ありがとうございました。(30代男性)
  • 長い間施設に監禁され、想像を絶する経験をされてきた塔さんがハンセン病にならなければ知りえなかったことがあると語っていた。その姿に感動しました。(40代女性)
  • 沢山の人にみせたい。ハンセン病も精神病も同じですね。入院すると社会と隔離されます。(70代男性)
  • 映像が荒いところが説得力が増し加えられていたようで良かった。上映時間も非常に適切。長からず短からず。寺田&吉永のビッグネームの語りだけではなく、宮崎監督自身の声もどこかにはさみ込んでも良かったかもしれません。(50代男性)
  • 森元様、宮崎監督…戦ってきた方々の熱いものが伝わってきました。上映会の関係者の方々ありがとうございました。(60代女性)
  • この映画を見るチャンスがなかったので、とてもありがたかった。大島青松園の風景を見ながら、対岸の灯にどれほど望郷の思いをかきたてたか。以前青松園を訪ねたときに入居者が語ってくれた言葉を思い出しつつ、塔さんの詩を深くあじわわせていただきました。とんでもない法律を作ろうとしているこの時代の日本で、この映画がもっともっと広まって欲しいと願っています。(60代女性)
  • ありがとうございました。塔さんのことは娘を通じて知りましたが、塔さんの過ごしてこられた日々を思いながら詩を読むとあまりにも重く、日常の目先のあわただしさの中で、まだゆっくり読む機会を持てずにいます。詩集が図書館にも本屋にもないですし。でもこんどしっかり向き合わなければいけないと今日改めて思いました。またいい映画を上映してください。(50代女性)
  • 個人的に言えば、ハンセン病については法的な隔離の如く、一市民としての知識や認識としても隔離されていたと云える。即ち「知らな過ぎた」と言える。日本の歴史の中の看過できない出来事として、啓蒙されるべきと思う。「戦争の記憶」と同等、歴史の恥部として埋没させてならぬと思う。(70代男性)
  • 予防法廃止に関わった厚生労働省側の対応(法律が一度できたら廃止するのは大変なエネルギーが必要であると聞きます。つまり法律を作るのはあらゆる問題をクリアーして作るものであり、法制作側の恥であるといわれます)、厚生労働省側で努力された人々も存在したのではないのかと思いますが、そんな人々の側面も紹介願えればと思いました。(60代男性)
  • 塔和子さんの詩をベースに、人間の尊厳を客観的に、しかし、間接的に強いメッセージ性を伴って絶妙に構成された胸にせまる作品でした。(40代男性)
  • 会場からの質問(直接)がなくて残念です。全体としては思いがけないお話も聞けて良かったです。(30代女性)
  • 上映会もトークも大変有意義なものになりました。SNSなど活用して広く情報発信していただきたいです。(30代男性)
  • まずは上映会を開いてくださってありがとうございました。ハンセン病に対する社会の認識はとても低く知らない人々もたくさんいます。大変だとは思いますが年1~2回上映会を続けていただければと願います。(60代女性)
  • こういう良い映画を皆に知らせて見させていただき感謝いたします。若者たちによりこのような上映会が開かれるということは、本当に人として生きていきたいという思いをより多くの若者に伝えていってくださることを期待しています。(60代女性)
  • 故郷に帰れず、肉親との再会が果たせない人がいた事や、実名を名乗ることが出来ない…若い10代の子供達がこんな状況を強いられていたと思うと悲しいです。映画の内容以外の森元氏、宮崎氏の話が印象的でした。(40代女性)
  • 宮崎様と出会えたことに感謝!又、塔の製作者とも思いがけずに出会えたことに感謝です。これからもこのようなドキュメンタリーの映画を作ってください。感動いっぱいです!!(60代女性)
  • 子供の頃隔離されていた島があることは何かで知っておりましたが、風の舞のちらしをどこで見つけたのか知らないのですが観たいと思い友人の二人で今回参加できたことに感謝です。又、塔の製作者とお会いできたことも感謝です。今日の一日は私の人生の良い節目となりました。(70代女性)
  • 素晴らしい映画とトークでした。1953年の新予防法成立は、薬害エイズの構造と非常によく似ていると感じました。要するに医療者が持つ権威に対する「民主主義」の平伏です。ただ全患協が1975年の「砂の器」のエンドクレジットに入れさせた文言が却って社会に「ああそうか、ハンセン病患者は現在ではもう治って社会復帰を続々としているんだな」という誤解を、当時の日本社会に広めてしまったと思います。あの映画の感銘力を真に正しく使えば、ハンセン病問題の啓蒙・新予防法廃止は20年は早まっただろうと残念でなりません。(60代男性)
  • 塔さんの詩集を見たくなりました。とても感動しました。(40代男性)


  • 全生園のある東村山市に住んでいます。入所者の生活を記した書物も読んでいましたが、あらためて生きていくことの大変さを知った気持ちです。これからの人生、私に何ができるかよく考えてみようと思いました。(60代女性)
  • 数ある病の中でらい病を選ばれ映画にした作成者の方の意図に共鳴しました。(30代女性)
  • 大学でハンセン病の講義が行われていることを少し知っていました。記されたものが有ればと思っています。映画名が墓の名と初めて知りました。実行委員長の方の話された無名墓と共に人間としてきちんと問い返さなければならない事の象徴と思います。(60代男性)
  • この映画製作された当時観せていただきましたが、さらに感動致しました。宮崎監督頑張れ!!(60代男性)
  • 一度見て、これからの生活をもっと大切にして行こうと思いました。現在の幸せを大切にしなくてはと思います。(70代女性)
  • あまり普段は興味を持たなかったハンセン病について、ハンセン病患者の心の詩を知り感動しました。又、昔見た「小島の春」を思い出し、日本の歴史の苦しみをもかみしめました。(70代男性)
  • 日本には長く数多い差別の歴史がある。差別を意識し、認識しないことが差別とみなされる。障害者差別解消法も間もなく施行される時代になった。常に日常に潜む無意識の差別にも光をあてて、反省しなくてはならない。その為にこの様な企画がどうしても必要なのだ。(50代男性)
  • 地域を作るためには、差別問題の学習は不可欠です。もっとも立場を小さくされている人が最も大切にされるようになることこそが、地域作りの原点だからです。(50代男性)
  • 考えさせられた映画だった。大変良かった。(60代女性)
  • 重くて悲しい思いでした。(70代女性)
  • 塔和子さんの詩が良かったです。ハンセン病は聞いたことはあるけれど全く知らなかったので大変勉強になりました。「かかわらなければ路傍の人」という言葉に何かを感じました。(40代女性)
  • 観たいと思っていたので、この機会に観ることができて良かったです。塔さんの詩には初めて触れたのですが、(ハンセン病ということも関係はあるのでしょうが)関係ない、生きるという意味ですばらしいなあ(50代女性)
  • ハンセン病のことについてよく知っていなかったので、映画を見ていろいろ考えさせられた。(50代男性)
  • 人と人との関係が薄くなっている都市の地域社会のなかで、地域をつくるためにこうした活動をされてることに感動しました。しかも若い人たちが活動に参加しているとのこと―希望と夢を感じます。お三方の話も内容の濃いものでした。ありがとうございました。人間の尊厳について真剣に考えなくてはいけない映画ですね。塔さんの詩集をじっくりと読みます。(70代男性)
  • 全体的に暗い話なのでいたしかたないですがさびしさをかんじました。人にうつらないのにかくりされてすごすなど今の時代信じられないなあと思いました。(30代男性)
  • なかなか見る機会のない映画を見ることが出来、感謝しています。次のイベントを楽しみにしています。(60代男性)
  • 宮崎監督、すばらしい映画を観せていただきありがとうございました。感謝にたえません。塔和子さんへ、「死」を前にしての詩「幕」りがとうございました。近々、近いところなので東村山の全生園と「資料館」を訪ねることにしました。(70代男性)
  • 世の中の人々のあり様が問われる社会。いつまでも続いていることが社会の流れで知りますがとても残念ですね。豊かな日本と言うが、心の豊かさがまだまだ戦前の教育が残っているのでしょうか。事実を伝えていってください。小さいところから大きいところへも伝えていくことの大切さでしょうか。(60代女性)
  • この映画をより多くの人が観てハンセン病を知る様、ぜひ多くの場所で上映されることを希望します。(50代男性)

 

  • 私の母は昭和の初めに医師になった者ですが、その人でさえ「らい病」の感染を恐れていました。国が正しい知識を国民に周知することなく、漫然と過ごしてきたことは国および私たちの怠慢という他はありません。(60代男性)
  • 宮崎監督、森元さん、素晴らしい企画、どうもありがとうございました。(70代男性)
  • このような一般的には知られていない映画あるいは商業映画でない映画紹介は非常に望ましい企画と思います。区民、学生には非常に大切なことと思います。(70代女性)
  • 武蔵野大学は近いのでできたら社会問題(DV等)等上映してくれたらうれしいです。(60代女性)
  • 知識としてはハンセン病の悲劇は知っていたけれど、こうして映像を通して目の当たりにすると、より実感をもって患者の方々の苦悩に触れることができ、問題の大きさを自分の頭で考える良いきっかけになったと思う。ただ、塔さんの人生のフォーカスしすぎていて、少し問題が美化されていないかな?と感じるところはあった。(もっとつらい思いをした人たちの体験が無視されていないかな?)トークセッションが長めにとってあって、生々しい話を聞けたのも良かった。(30代男性)
  • 短い時間に日本のハンセン病者処遇問題の歴史も大変的確に述べられすばらしい作品です。塔さんと触れ合う人々の交流にこみあげてくるものがあり、塔さんを美しく描いている感動作。見逃していた作品を見る機会をいただき心より感謝です。本日は、ステキな会場で、たくさんのスタッフのスムーズな運営で、空席が多かったのが残念でした。(60代女性)
  • 隔離された生活の中で具体的な状況がもっと具体的に知りたかったです。人間がどうしてそこまでできるかということを骨身にしみることが必要な気がするのです。”人権”とかむずかしいことばで集約されてしまうと残念。そのことが他の事象にも今も続いていると思うので。日常の生活の中で根絶はむずかしくても少しでも生き方へつなげていきたいので。(70代女性)
  • 憲法13条をもう一度読んでみようと思いました。塔さんの詩を聞きながら命の火が激しく燃えているのを感じました。(40代女性)
  • 内なる差別との闘いの始まりです。ありがとうございました。共に闘いましょう!(60代男性)